こめとくぅが遊びだすようになってから出現した、家猫と元野良猫の壁。
猫パンチの力の差や、瞬発力、高所へのぼるジャンプ力の差などが邪魔をし、お互い遊びたいのにうまくいかなかったり、、、
こめにとっては男のプライドズタボロ。
こめはくぅを拒否するようになってしまい、さみしそうなくぅを見るのが辛い。
一時はどうなるかと心配もしたが、その後もこめがくぅの部屋に遊びに行くことに変わりはなかった。
相変わらず何度も遊びに行き、でもくぅが喜んで近寄ってくると拒否することが続いた。
拒否はするけど、そのまま同じ部屋で一人で遊んでみたり、となりで一緒にいたり。
こめはくぅと仲良くしたい気持ちに変わりはなかったものの、まぁ単純に元野良猫の強烈パンチが恐ろしくなっただけ。
一緒に遊んだら強烈パンチを受けるから、誘いを拒否してるだけに違いなかった。
いつものへっぴり腰の延長みたいなもん。
そうこうしてる間も、こめの様子が変。
なんだか落ち着かない。
しょっちゅう、ピアノの下をウロウロしている。
不思議に思って見ていると、どうやらピアノの上にのぼる手段を探している様子。
猫がそんなん思うかいな。
いやいや、うちのこめは運動能力低いかわりに、びっくりするほど頭がいい。
こめといると、2~3才ぐらいの男の子と一緒にいるような気持にさせられることがある。
どうしてもピアノの上に行きたい、そしてくぅと一緒に遊びたい。
そのための手段を探そうとしているように私には見えた。
「女の子があんな所へのぼれるやて、絶対なんかタネがあるはずや」と、ピアノの下を偵察し始めたに違いない。
そして、こめが目をつけたのはピアノのイス。
「そうか、このイスを使ってのぼったらいいんや」
それからは、念入りにイスを調査した。
ねばり強く秘策を考えるこめの姿。
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くぅはイスを使ったわけではなく、持ち前のジャンプ力で一気にピアノにのぼったけど。
いや、その前におちびものぼれるんやけど。
それに気づいてないところが、またこめのおちゃめなところ。
今回のこめの前向きさには、ほんとに感心させられた。
やっぱり、くぅと対等に遊べるようになりたいと思ってる証明にもなった。