2月16日は日曜日で、休診日。
先生は、夜9時以降なら空いてるからと言って下さったので、点滴に行った。
こめが、ビーフゼリーを1日1袋食べられるようになったことを先生に報告した。
こめは赤ちゃんの頃、この病院で2回入院し、離乳してから退院した。
入院中も退院してからも、こめには「食べさせる」という事に苦労させられた。
先生ですら、未だに「この子に食べさせるのは苦労した」とおっしゃっているほど。
その頃、このビーフゼリーと出会って助かった経験がある。
felix やわらかグリル ゼリー仕立て ビーフ。
ダメもとで食べさせてみると、やっぱりこれだけは食べてくれたのだった。
ゼリーだけを少しずつ食べさせることから始め、少しずつ量を増やしていった。
この頃には、1日1袋を朝・昼・晩・寝る前と4回に分けて食べるようになっていた。
良い方向には向かっているとの事で、この日から制吐剤は外された。
点滴が終わり、家に帰って玄関でキャリーを開けると、自分からぴょんっと飛んで出た。
この日から、少しずつ元気が戻り始めた。
17日、いつもの抗生剤に長期型抗生物質(1回で2週間持続)が追加された。
この日のこめは、病院から帰ると、一目散にご飯を食べに行った。
ここずっとビーフゼリーは食べても、ドライフードは食べようとしなかったのに、ガツガツ食べていた。
この日を境に、こめは1日1日どんどん回復していった。